玲奈さん曰く、「『6steps』は階段を使った新しいアソビ」としている。
しかし、WIPを観た限りではそのような印象は感じられなかった。
木村玲奈らしいストイックで緊張感のあるダンスは一見して遊んでいるように見えない。
6段ある階段を昇り降りしながらのダンスは何気なく踊っているようにも見えるのだが、フラットな舞台でのダンスと比較すればはるかに大きな負担がかかるものであることがわかるし、安定した体幹が要求されることの想像がつく。
おそらくダンサーが変わることによって見え方の違いはとても大きく出るであろうし、そういうことへの期待も沸く。
「アソビ」であるとすればかなり難しい「アソビ」である。